足取り計の秘密

(あなたの知らないあなたの足取り)

気付いていないかもしれませんが、あなたも普段は無意識の内に驚くほど同じリズムで歩いているのです。
もちろん急ぎ足のときもあればゆっくり歩くときもありますが、一日を通してみると、無意識にほぼ同じ足取りで歩いていることが多いのです。


(中枢パターン発生器の仕業)

意識しなくても、普段は心臓の鼓動も呼吸数もほぼ一定です。
それと同じで、歩行でも無意識に同じリズムを刻もうとしてしまいます。
それは、人を含む動物がみんな、中枢パターン発生器という仕組みを持っているからなのです。
(哺乳類だけでなく、虫やイカ、タコ、海老などを含め幅広い動物が持っています。)

そのリズムは変動率が1~3%というくらい精密機械のように高精度です。
時間が経っても同じようなリズムを頻繁に再現していて、一日を通して見ると大概は2%内外(68%の標準偏差範囲)というほど狭い幅でしか変動していません。
体調が変わらなければ、数十日間を通して見ても、その変動幅は2ないし3%くらいしかないことが多いです。
(但し、日によって生活パターンが大きく異なる人の場合は、そのパターンの数だけ数値のパターンが現れます。)

(同じリズムで歩いているときだけ計測)

足早なとき、ゆっくりのとき、歩く速度はその時々で変化しますが、同じリズムで歩き続けているときだけを取り上げると、その多くが同様のリズム、速さであることに驚かされます。
なんとなくそうだろうとは想像がつくのですが、ここまで精緻に同じリズムを再現しているのかという驚きです。
それほどに、人の中枢パターン発生器にはその人固有のリズムが刷り込まれていて、一日に歩く3千歩から1万歩内外の10%~50%あるいはそれ以上の歩数を同じリズムで歩き続けています。
これまでは日常生活の歩行リズムを測り続ける装置がなかったので、これは世界初の発見です。
足取り計は、人がそれぞれ持つ固有のリズムを自動計測します。その固有リズムを見つけるので、それを基準に急激な変化や長期の緩やかな変化までも見つけられるのです。

(足取り計の利用方法)

Appleのapp storeで“足取り計”を検索してインストールしてください。
最初に、2,3秒ずつ間隔を空けて「データ更新」ボタンを押すと、過去6日分の計測データを算出します。その後は一日に一回データ更新します。
「グラフ画面」では、最近の推移をグラフで見ることができます。
登録画面でニックネームや生年月日などを登録下さい。歩行速度計算に少し影響します。
「計測画面」ではあなたの歩行特性を計測します。70mほどの安全な道で、「計測開始」ボタンを押すと同時に歩き始め、終点で「終点到達」ボタンを押すと計測結果が表示されます。計測中止ボタンや計測失敗ボタンでやり直しもできます。
詳しくはアプリで。